会頭挨拶

岡田 英之
 ホーチミン日本商工会議所会頭
 岡田 英之
 (TMI総合法律事務所)


1,000社の会員一社一社が
一体感と誇りを感じられるJCCHに

2019年度を始めるにあたり、私は会員の皆様に「一体感と誇りを感じられるJCCH」を提案したいと考えています。

まず「一体感」について。世界に数多くある在外日本商工会議所組織の中でも、JCCHは特別であるという話をよく聞きます。それは、会員数が1,000社を超える大規模な組織になっても、全会員が志や経験を共有し、自ら参加する「一体感」を持ち続けているところにあります。これはJCCHの力の源泉であり、これからもぜひ大切にしていきたいと考えています。

そして「誇り」。JCCHは、当地で事業をしているすべての日本企業が自動的に加入するわけではありません。「事業環境を改善していきたい」「先輩経営者や同胞たちからビジネスマインドを学びたい」「我々が事業をさせてもらっているベトナム社会に恩返しがしたい」など、志を持った企業と人間が集まった組織です。だからこそJCCHの会員は、外部の方々から「信頼できる企業だ」と見られているのです。これからも、会員であることに「誇り」を持つことができる商工会議所であり続けたいと思います。

一体感と誇り、これは会員一社一社が「感謝・信頼・敬意」という3つの精神を持って活動することによって成立すると私は考えています。

それは、我々が事業をしているベトナム社会への感謝であったり、環境改善に取り組んでくださるホーチミン市人民委員会などへの信頼であったり、貴重なノウハウを提供してくれる会員への敬意であったりと、活動の様々な場面で出てきます。

規模の拡大に伴い、JCCHに参加することで取り引き先が増える、法律や税務に関する最新の情報が入るなどの「実利」を、会員企業の皆様に還元し実感して頂くことが、今後一層重要になります。その一方で、私は「共通する志を持った仲間が得られる」ことこそが、JCCHの会員であることの最大の意義ではないかと考えています。

8年前、私は当地に来たばかりで何も分からず右往左往していました。そのときに精神的な支えになってくれたのがJCCHという組織であり、そこに集う仲間たちでした。そういった同志とJCCHの様々な活動を作っていくことで得られる励みや学びこそが、私にとっては会員であり続けるもっとも大きな理由だと言えるでしょう。

1,000社を超える会員企業の皆様がJCCHに対し、そしてその会員である仲間たちに対し、どんな貢献や協力ができるかを考えて活動に参加頂くことで、JCCHはより良い組織として発展し続けるでしょう。それと同時に、会員企業の皆様にもより多くの実利と意義を感じて頂けるようになると私は信じています。会員企業の皆様が、引き続き、そしてさらにこれまでにも増して、JCCHの活動に積極的にご参加頂けますようお願い申し上げます。