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特別委員会別活動報告
作業部会

 

1. はじめに

2003年4月にファン・バン・カイ首相と小泉首相が「競争力強化のための投資環境改善に関する日越共同イニシアティブ」を立ち上げることに合意した活動も、2005年に最終年度を迎えた。


2. ラウンドテーブル活動

2005年度のラウンドテーブルは10月14日にホーチミン市人民委員会ティン副委員長、塩崎在ホーチミン日本国総領事をはじめ両国関係者約60名の出席をいただき、New Worldホテルで開催された。

今回は、日越両国で進められ最終年度を迎えた日越共同イニシアティブ活動を中心に現状の進捗状況の報告と、ホーチミン市で抱える問題点について課題の共有化と解決に向けた論議を行った。

主な提起課題と協議内容は以下の通りである。

(1)運輸・関税・サービスに関する問題
(2)ホーチミン交通局発行通達および外資   系企業最低賃金改定案に対する提言
(3)駐在員事務所の存続期間と支店への移   行義務に関する問題
(4)電力の質的向上の成功事例と提言およ   び通信インフラの現状に対する提言

ラウンドテーブル会議以降、税関局から通関手続きなどに対する課題と改善に向け意見交換の会議が10月24日、11月11日に開催されるなど、ホーチミン市側の積極的な取組み姿勢が出てきており今後に期待が持てる環境になっていることは評価される。


3. 日越共同イニシアティブ活動

2005年11月29日ハノイ市で日越共同イニシアティブの最終評価を行う第2回評価・促進委員会が開催された。日本側代表は、服部在ベトナム日本国特命全権大使と岡経団連日越合同経済委員会委員長、ベトナム側代表はフック計画・投資大臣であった。行動計画44項目を細分化した125項目について、ベトナム側と日本側が双方合意の基に評価した結果、「実施済み」及び「スケジュール通り進展している」項目は105項目と全体の85%となった。活動は一定の評価をすることができたが、今後確実に実施されていくかの確認も必要であると思われる。


4. 日越共同イニシアティブ第2フェーズに  向けて

日越両国とも、本イニシアティブのプロセス・結果を評価し、この枠組みを継続することで合意、2006年6月までに次期行動計画を策定し、2年間で評価を行う。

会員各位の忌憚のない意見を取りまとめ、さらなる投資促進・投資改善が図られることを期待し、引き続き皆様方のご支援ご協力を切にお願いし、1年間の報告とさせていただく。