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委員会別報告
ラウンドテーブル委員会

 

ラウンドテーブル委員会は、2005年度まで特別委員会として活動していた作業部会を引き継ぐ形で06年度に発足した新しい対外渉外委員会である。日越共同イニシアティブへの参画とホーチミン市人民委員会とのラウンドテーブル運営を通して、ベトナムの競争力強化のための投資・貿易環境改善に資することを目的とする。

 

1. 日越共同イニシアティブ・フェーズ2
2003年4月に日越両首相の間で「競争力強化のための投資環境整備に関する日越共同イニシアティブ」の実施が合意され、同年12月に投資環境改善のための行動計画を採択、05年末までにこれらの行動計画は概ね実行された。この成功を踏まえ、05年12月に再び両首相が「同フェーズ2」の実施に合意した。
「フェーズ2」推進にあたり、ベトナム日本商工会(JBAV)およびホーチミン日本商工会(以下JBAH)でそれぞれ投資促進、税制、労働、税関・物流、法整備・法執行、産業、インフラ整備、個別事項から成る8つのワーキングチーム(以下WT)が組織され、会員企業の様々な提言を提案シートのフォーマットにまとめ、ベトナム側関係当局と協議し、06年7月11日にハノイで開催された日越共同イニシアティブ合同委員会(日本側代表は服部在ベトナム日本国特命全権大使、ベトナム側代表はフック計画・投資大臣、JBAHから石田会長参加)において46項目の行動計画を実施することが合意された。(同行動計画につき、7月27日にホーチミン市で説明会開催。また、同内容をJBAHのホームページに掲載したのでご参照されたい。)
「フェーズ2」の行動計画は、2007年末までに完全に実施することを目指し、各WTが進捗をモニターし、半年に一度の頻度で上記合同委員会と同等メンバーでモニタリング委員会を開催し、実施を促進していく。


2. ホーチミン市人民委員会とのラウンドテーブル
ウンドテーブルは、ホーチミン市人民委員会とJBAHとの間で、貿易・投資環境の改善を図り、両国間の貿易・投資関係を一層発展させることを目的として、問題の特定と解決に向けて両国間で意見交換を行うことに合意したもので、1998年12月に第1回目が開催された。「日越共同イニシアティブ」立ち上げ後は、その行動計画に関するホーチミン市における実施状況や新たな問題について確認する機会にもなっている。
2007年度の開催に当たり、部会等を通じてJBAH会員企業の提言、問題意識、要望をヒアリングし、「イニシアティブ」との連携を図りながら、課題の抽出と提言内容をとりまとめている。