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委員会別報告
ラウンドテーブル委員会

 

ラウンドテーブル委員会は、日越共同イニシアティブへの参画とホーチミン市人民委員会とのラウンドテーブル運営を通じて進出日系企業の抱える課題、問題点を改善、解決し 当地での事業活動の円滑化を図ることを目的としてきた。ただし、ラウンドテーブルに関して、進出企業はホーチミン市内のみならず、近隣省にても数多くが事業活動を行っている。従い、この現状を鑑みて南部経済圏として拡大ラウンドテーブルを行う必要性を感じ、関係政府機関とも交渉することとし、実現を果たしたいと考えている。

 

1. 日越共同イニシアティブ第3フェーズ

2007年11月に最終評価された第2フェーズの後を受け、08年11月12日に合同委員会が開催され、日本側代表は坂場在ベトナム日本国特命全権大使、日本ベトナム経済委員会加藤委員長、ベトナム側代表はフック計画・投資大臣、ホーチミン日本商工会(以下JBAH)から大西会長等が参加し、7ワーキングチームで37項目の課題を検討することを決定した。
なお、この第3フェーズは09年11月に中間評価、10年11月に最終評価という2年間にて行われる。また、今回の場合は、従来に増してベトナム日本商工会とJBAHとの各課題に対する共通認識を高めることを掲げており、既に労務・違法ストライキの課題については、数回の意見交換会を開催した。
また、この第3フェーズでは、JAPAN DESKが外国投資庁北部投資促進センター内に設置され、日系企業が直面し、解決に緊急性を必要とする課題を取り扱う等、日越両国間の投資促進に有益な役割を果たすこととなっており、JBAHとしても有効に活用したいと考えている。

 

2. ラウンドテーブル

本件は前記したように、従来はホーチミン市人民委員会とJBAHにて開催されてきたが、日系企業の進出地域の拡大によりホーチミン市のみでは効果が期待できないことも散見されている。従い、拡大ラウンドテーブル開催に向けて活動を開始している。
また、開催内容に関しては、会員企業にとって優先順位の高い課題を取り上げることとし、既に会員企業に対してアンケートを行い、課題の絞り込みを開始した。それら課題を関係者にて協議を行い、その検討結果を報告する形式でのラウンドテーブルとしたいと考えている。今年は、日越共同イニシアティブ第3フェーズにて時間が取られたために具体的な活動は09年1月からとなるが、09年3月に中間報告の形式でラウンドテーブルを開催することとしている。なお、現時点では、南部の渋滞緩和、通関手続きの簡便化、インターネット高速化、裾野産業育成に伴う人材育成等を課題とする方針である。