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委員会別報告
人材育成プログラム推進委員会

 

人材育成プログラム推進委員会は、(社)日本経済団体連合会(以下経団連)の日本ベトナム経済委員会の協力の下、ベトナムにおける人材育成を支援・促進する目的で2002年度に発足した委員会である。  
主な事業内容は、ホーチミン日本商工会(以下JBAH)と経団連が共同で行う奨学金給付事業であり、各種セミナー・人材育成案件への協力も行っている。

 

1. 2008年度奨学金給付事業

02年度に創設された奨学金制度に従い、対象となっているホーチミン市人文社会科学大学並びにホーチミン市工科大学から、経済的に困難な状況にありかつ成績優秀な学生を推薦してもらい、一人の学生に対し、年間200万ドンの奨学金を授与した。08年度は、日越外交関係樹立35周年の記念すべき年であることから、例年の90名の学生に加え、記念事業として学生数を70名増やし、総勢で160名の学生に、奨学金を授与した。奨学金の原資に関し、例年の90名分については、経団連より50万円、JBAHから5,000ドル相当を拠出。記念事業としての70名分については、JBAH単独で拠出している。  
奨学金授与式は、08年12月5日にニューワールドホテルにて開催した。水城在ホーチミン日本国総領事館総領事、ホーチミン市人文社会科学大学Chuyen副学長、ホーチミン市工科大学Nam副学長を来賓としてお迎えし、JBAHからは大西会長の他、日越人材育成プログラム基金の評議員各位も出席し、盛大に開催された。  
当奨学金給付事業は、すでに社会的に高い評価を得ているが、引続き、JBAHのベトナム社会への貢献事業のひとつとして、安定的な事業運営を行ってまいりたい。

 

2. 高度医療技術協定への支援

08年7月18日、筑波大学大学院とチョーライ病院との間で、医療技術協力に関する協定書が調印された。本件については、07年度、当委員会が仲介するかたちで両者の意見交換が開始され、その後、側面から支援し続けた結果、今回の調印に至った。
調印式には、大西会長をはじめ当委員会のメンバーも出席したが、今後、協定書に基き、両者の交流が活発に行われ、ベトナムの医療レベルが上がることを期待している。