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部会別報告
第二工業部会

 

1. 部会紹介

第二工業部会には現在、正会員43社、準部会員8社が所属している。ホーチミン日本商工会の中でも会員数は多い方に属する。
会員各社の業種は、家電、衣料、肥料、食品、靴、精密機械、スポーツ用品等々、と多岐にわたっている。かつ、進出形態をみても、現地法人・駐在員事務所、当地工場の有無、輸出型・国内販売型と多様であることも当部会の特徴であるといえる。他工業部会と違い、全ての会員企業が工場を持つ製造業だけではない。
また各事業所もホーチミン市中心部からタンビン区、ビンタィン区、トゥードゥック区、ドンナイ省、ビンズオン省まで多地域にわたっている。この会員各社の多様性が当部会の大きな特徴といえ、ある程度の密度の濃さを持った異業種交流会の場となる。


2. 活動概要


上記のように所属会員各社の業種、営業形態、地理的条件等の共通項も持ち得ない中、お互い共通した問題点や課題を議論することを見出すのは引き続き困難であった。よって親睦会を中心に会員各社が個々に抱える問題の情報交換の場となっている。懇親会および親睦ゴルフコンペは通常20〜30人が参加し盛況を続けている。結果、会員各社の業種・年代を超えた連帯感につながり、関係を深めていると言える。
本来であればもっと定例部会を開き、共通の問題・課題等を討議しあう場を設けるべきであると考えるが、会員各社が多地域にわたっていること、また収容する場所等の問題から懇親会というような形になった。
親睦ゴルフコンペは3ヶ月に一度開催し、和気藹々とした雰囲気で、ゴルフコンペを楽しみにしている会員も少なくない。またチャリティーコンペを開催し、小額ではあるがチャリティー基金として拠出した。
他の工業部会のように部会一丸となってビジネス上での困難を乗り越えて行くという形ではなく、それぞれが補足、援助しあいながら解決の糸口を見つけたものと思われる。個別の問題を討議するというよりは、総花的議論の中から会員同士で知恵を出し合うことが重要となり、結果的に懇親会の延長的会合が頻繁に行われるようになった。


3. 今後の活動


業種、年代を問わず、密度の濃い交流をする場が、特に海外では必要であると考える。労使問題、各種税金の問題、投資法・企業法など商工会からの伝達事項も含め、それらを話し合う場を設けることが、今後の課題でもある。
一方、こういった会合に対して出席率の悪い企業も近頃では散見される。それらの会員を含め、参加社数をどう増やすかも、もう一つの課題である。
今後、会員相互の意見集約・交換、工夫をこらす改善努力が必要である。親睦会のみならず異業種駐在員間の活発な交流の場として当部会が引き続き役立てるようにしていき、会員各位の事業、より豊かな生活向上の一助になれたらと考える。